富士山や北アルプスの登山に最適なトレッキングポール ブラックダイヤモンド「ウルトラマウンテンFL」
使ってたトレッキングポールが折れちゃったので、前から気になってたブラックダイヤモンドのZポールを採用したトレッキングポール ウルトラマウンテンFLを買った。何度か使ったので使用感をレビュー。
メーカー | ブラックダイヤモンド(Black Diamond) |
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製品名 | ウルトラマウンテンFL(ULTRA MOUNTAIN FL TREKKING POLE) |
購入場所 | 好日山荘 銀座店 |
購入価格 | ¥13,650 |
製品URL | メーカー、日本代理店 |
デザイン
ウルトラマウンテンFLは、いくつかあるZポールシリーズの中でもシャフトがアルミ合金製で長さ調節ができ4シーズン対応のモデルである。
シャフトがカーボン製のウルトラマウンテンカーボンと最後まで迷ったが、長さ調節機構の有無と強度を優先してウルトラマウンテンFLを選んだ。重量差は約100g。
ウルトラマウンテンFLは長さの異なる3種類の製品が用意されていて、それぞれ20cmの範囲で長さを調節できる。身長が170cm程度の人なら105~125cmのタイプを買って間違いないだろう。詳細はサイズチャートを参考に。
4シーズン対応とそうでないモデルの違いは、4シーズン対応の方がシャフトが太くて強度が高く、雪用のパウダーバスケットが付属している。
使用感
使用した場所は下記のエリア
- 北アルプス 剱岳(5月)
- 谷川岳 一ノ倉沢(6月)
折り畳んだ状態から伸ばす時は、下記のビデオのようにポールを引っ張るだけで良いので簡単。
長さを調節するフリックロックプロは締める時にパチンと小気味よい音をたててしっかり固定される。
春の残雪の剱の時は15kg程の荷物を背負っていたけど、強度的な不安感はなく、固くしまった雪面も緩んで足が沈み込むような雪面も安定して歩くことができた。樹林帯を抜けて滑落の恐れのある稜線を歩く時はアックスに持ち替える必要があるが、ウルトラマウンテンFLはコンパクトに収納できて邪魔にならなかった。
夏の富士山の登山道は砂が堆積しているため、砂に足をとられて歩きにくい。トレッキングポールがあると体重を分散することが出来るので、ずいぶん歩きやすくなるだろう。
メンテナンス
付属のトレッキングバスケットとパウダーバスケットには、折り畳んだ時にポールを固定する切り込みが入っていてコンパクトに収納できる。
先端は金属製のカーバイドティップと樹脂製のラバーティップを交換できるようになっている。雪面にはカーバイドでそれ以外ではラバーでと使い分けができる。
まとめ
トレッキングポールはたくさん種類があって選択に迷うが、強度と汎用性、収納性重視ならこのブラックダイヤモンド「ウルトラマウンテンFL」を選んで間違いないだろう。夏の富士山や北アルプスにもオススメ。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ウルトラマウンテンFL BD82293 105-125cm
- 出版社/メーカー: BlackDiamond(ブラックダイヤモンド)
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